家づくり工房 家楽舎(かがくしゃ)
アーキテクツ・ルオ建築研究所 (一級建築士事務所) 代表 島方 輝雄
群馬住環境ネットワーク事務局
住所 : 〒370-0086 群馬県高崎市沖町 308-3
TEL : 027-360-4403 FAX : 027-360-4404
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島方 輝雄の設計履歴

大学卒業研究(1984〜1985年)

『人間にとって柔らかい空間とは、いったいどんな空間なのか、優しい空間とは、いったいどんな空間か、』精神病院を研究テーマに計画を開始しましたが、開始早々、人はなぜ精神障害に陥るかというごく単純な壁にぶつかります。精神障害に関する書籍を読んで行くうちに、ある一つの原因が浮かびます。「私たちが日々何気なく過ごしている、この直線で構成された固い空間がその原因ではないかと。」そこで私は、柔らかい曲線を使うことにより自由で自然な有機的空間を表現してみたのです。母親の体内に包まれている様に。

写真は、石膏で作られた模型写真と、卒業作品展の様子。










(株)渡辺建築事務所(1985年〜1987年)

社会人1年生。始めての就職は、主に自動車メーカーの工場や事務所棟の設計を行う社員100人の総合設計事務所でした。日常業務は先輩の設計補助でした。印象に残っている仕事の中に、ある自治体の休暇村の設計コンペに参加し、コテージの計画を担当させていただいきました。吉村順三先生の『軽井沢の山荘』の写真を右に置き、イメージをふくらませていた時代です。

図面は、参加作品の計画案(設計:(株)渡辺建築事務所)


門 連合設計舎(一級建築士事務所)(1987年〜1989年)

都内の集合住宅や個人住宅をはじめ、店舗ビル・オフィスビル・飲食店の内装など、計画案から実施設計・現場監理に至るまで、設計実務の基礎とデザインについて学んだ時代です。主宰の鎌田文隆氏は学生時代から建築の魅力を教えていただいた恩師です。

写真は、新宿のシャンソンクラブの内装工事の際、ご採用いただいたロゴデザインです。







英和ランドプラン(株)(1989年〜1994年)

都内の土地有効利用にともなう、ビル・マンション等の企画と収支計画の提案を行い、実施設計・現場監理から、完成後は、テナント募集・ビル管理まで、建築を主軸とした不動産に関する幅広い知識を学んだ時代です。また、ビル内のオーナー住宅やテナントの内装デザインにも携わることもできまた。

写真は、企画設計を行ったオフィスビル内の店舗完成写真。(監修:英和ランドプラン(株)、実施設計・施工・撮影:(株)ホダカ)


住友林業(株)群馬支店 (1994年〜2005年)

群馬県内をはじめ、東京・埼玉・長野そして関西方面等、10年間の在籍期間に約300人の方から住宅の思いを伺い、約200棟に近い設計に携わることができた時代です。
思い返すと、住宅業界は変革の時期でもあり、欠陥住宅やシックハウスの情報から、高齢者や障害者対応に関するバリアフリー、そしてユニバーサルデザインへ。阪神大震災を教訓とする耐震構造の強化、高気密・高断熱に関する省エネルギー対策、性能表示制度の導入、さらには低金利時代の融資方法、本や雑誌の出版数とインターネットによる情報量など、住宅に関するあらゆる事が変化した時代でもありました。
ただ、いつの時代でもお客様の家づくりに対する「熱い思い」は変わることなく、常にエネルギーをいただきながら、昼夜を問わず走っていた時代です。

この後の写真は、担当させていただいた設計の中から一部を紹介させていただきます。
(設計・監理・施工はすべて住友林業(株)、外構は住友林業緑化(株))

  


1.
建替え前、初めて家に伺った際、落ち着きのあるリビングに通していただきました。印象に残るのは、そこに置いてあった風合いのあるダークセピアの家具類でした。計画ではこの家具が家全体にとけ込む様、チークの床材と塗り壁を用い、ダークブラウンと白を基調としたシックで落ち付きのある家をご提案させていただきました。また、家具に負けない様に、特注の建具と素焼きタイルを用いた壁面収納も造作させていただきました。


2.
営業の方から紹介を受けたのは、20代後半の仲の良いご夫婦でした。物静かなお二人はいつもシンプルでおしゃれな服装で打ち合わせに来てくれました。ある日奥様から1枚の雑誌の切り抜きをいただき、『こんな雰囲気にしてください。』と言われた写真には、リビングの窓に面した吹き抜けから直線的な光が注ぐ、シンプルかつ大胆な部屋でした。そんなお二人にはナチュラル色をベースにした清潔感のあるシンプルモダンを提案させていただきました。

   
  
3.
和風好みのご主人から、ご要望をいただいたのは、何と露天風呂。しかも、大きさは大人2、3人は十分入れ、石積みで囲い、しかも桧柱で櫓を組んだ屋根付の本格露天風呂となりました。
竣工祝いに招待され、早速、ご自慢の露天風呂を体験させていただきました。『まさに、天国。』

写真は土庇付玄関とアプローチ、そして自慢の露天風呂。


4.
狭いスペースをいかに広く演出するか。その手法の一つとして、庭やテラスを部屋の中に取り入れます。開放感のある大きな窓を設け、差込む光と共に、屋外の風景がその部屋の一部として視覚に飛び込みます。隣接する部屋の一部を共有し合ったり、もちろん天井を高くしたり、小さめな家具を選ぶのも有効な手段です。

写真はリビングに面するテラスと2階の部屋から吹抜を覗く。

  
  
5.
最近、古民家風の家を希望される方が増えてきまた。このご家族からもそんな要望をいただき、お客様の古民家へのこだわりに、こちらが呑み込まれた感じです。脱衣室の洗面器には重厚感のある益子焼を準備していただきました。床材にはウォールナット、壁は珪藻土、化粧柱や建具、造付け家具など、ほとんどが特注となりました。

(My Home・マイホーム・広報社2005年10月号掲載)


6.
バリアフリー住宅という言葉を最近よく耳にします。一般的には段差を無くしたり、手摺を付けたりということが基本になりますが、お客様が何らかの障害を持つ場合、その方自身が本当に支障無く使うことができなければ、全く意味を成さないものになってしまします。お客さまは30代の若さで脊椎損傷を受け、車椅子での生活をされています。打合せが進む中、私の勉強不足もあり、100%完璧な提案はできませんでしたが、ご本人はもちろん、ご家族の皆さんや担当の理学療法士の方に助けられ無事完成を迎えました。
また、バリアフリー用洗面台を取付けたところ水洗のレバーハンドルが数センチ程短かったため使いいにくく、東陶機器鰍フ担当者にご協力をいただき特注品を探していただきました。

(PHP、No.658・PHP研究所2003年3月号掲載)

  
  
7.
『自然素材を生かした家に仕上げてください』そんなご要望をいただいたのは、30才の女性から。お客様は、アロマセラピーの教室を開くセラピストです。2階に設けたリララクゼーションルームは、外部からの音を遮断しながらも光と風が抜けるよう工夫し、天井は屋根の勾配を利用した勾配天井とし、空間にゆとりをもたせました。もちろん仕上げは、松の無垢床材と硅藻土塗壁とし、木の風合いを生かした明るく自然な感じに完成しました。



8.
北側のリビングがこんなにも明るくなるとは、私自身も感激です。市街地に建つ住宅は、南側に窓を設けても、期待以上に明るくならないのが現実です。お客様は以前より北側のダイニングキッチンでくつろいでいることを伺い、今回も同じく北側にDKを設け、階段と吹き抜けを組み合わせ、明るく開放的なDKを提案させていただきました。



準備中

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